Gemini高速モードの改善

 先に述べたように、低コスト、低リスク、妥当なメリットで制約されたgeminiを思考を補助するAIとして鍛える方法を考えよう。

・geminiに保存された情報(パーソナライズ設定) geminiに保存された情報とは、話者アカウントに紐付けされたメモリに固定される情報のうち、話者が明示的に指定できるものを示す。他に、スレッド外に自動的に持ち出された情報もメモリに固定される。明示的に指定できるものは、gemini自身にその所在を問えばリンクを示してくれる。

https://gemini.google.com/saved-info?hl=ja-JP

しかし、これは、先に述べた 高速モードの制約を取り除く程の強制力を持たない。会話前の予備情報を定義する程度の機能である。

・gemとは

会話に専門性、連続性を与えるためのカテゴリー定義で、名前を与えただけでは素の高速モードと大差ない。

gemが本領発揮するのは、gem設定を行った後だ。gem設定は現時点ではアプリ版から設定できず、WEB版を起動し設定する。リンクや設定方法はgeminiに質問すれば回答してくれるだろう。

この設定の中にカスタム指示という文章で指示可能な項目があるが、これは忖度や、結論を急がない等、文章で動作の基準を変更できる。指定内容もgemini自身にやりたい事を伝え、テンプレートを作成し、手動で追記しながら効果を確認し微調整していくことになる。更新前に校正ボタン(鉛筆キラキラマーク)を押すことで、同一内容ながらgeminiにとってコストがかからない内容に書き換えてくれる。

この効果は、絶大で、Googleポリシーに反しない内容なら大抵指示できる。「おもねりを排除し忖度しない」などと指定すれば、口調まで変わってしまう。「口調変わったね」としてきすると、「それはあなたの望んだことだ」と言われ、慌てて設定を戻したほどだ。


・外部記憶

gem設定でも4以上の記憶を持たない事は改善出来ない。これをworkspace連携でkeepを利用することで解消できる。

keep記事に書かれた情報を全件処理する指示を出せば全件処理も可能となる。4件以上抽出する事に対する制限らしく、既に抽出された4件以上の処理は制限されていない。

keepの併用は、記憶の量的な問題やスレッド間の記憶の引き継ぎにも使用できる。

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